本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

28年前に出会った魔法使い

昭和62年 いろいろあって大阪布施から京都に引越し、一人暮らしを始めた。

来る日も来る日も14時間労働。
立派な料理人になるために毎日せっせと包丁を砥ぎ洗い物をして芋の皮を剥いた。
手の皮もむけた。 多少 根性があったのだろうか、負けずにがんばれた。

唯一の楽しみは、高島屋手品売り場!

そこに行くと、めちゃくちゃ怪しいおっちゃんが手品を見せてくれる。
子供の頃、大阪阪神百貨店や阿倍野近鉄デパートで手品を見て発狂しそうになった俺だったから、22歳になってから見る手品は魔法以外なにものでもなかった。

おっちゃんの名前は、 シオミさん。

魔法使いだった。
多少 金をとる魔法使い。 魔法道具を売りつけて生業にしてるようだ!
でも凄く優しいおっちゃんだった。

初めて 『ダイナミックコイン』 を見せてもらった時の衝撃は今思い出しても何と心地の良いことでしょう。
諸兄にも同じ気持ちの方 きっとおられると思います。
『スクイズプレー』 ・ 『エッシャーの穴』 めちゃめちゃ興奮したものです。

当時、俺の給料 13万円くらい。ムダ使いなどもってのほか。

でもどうしても ジョンソンの 1,35トリックが欲しかった。
もう覚えてないけど、1万3千円くらいしたのとちゃうかな~。 25歳の時に買いました(*゚▽゚*)/
そればっかり!!! あほみたいに嬉しがってそればっかりやっとったもんね^^

そんなこんな素晴らしい思い出をくださったおっちゃん。
尽きることのない温かい思い出をいまだに語らせて下さる僕にとっての魔法使い。

シオミ先生です。

師匠のいない僕にとっては、師匠以上の存在ですが、先生は脳みその中まで魔法使いだから、若干お付き合いが難しいといいますか、付き合うコツみたいなものがいります。
中にはコツは掴んでいても邪魔くさいので、放棄しているお仲間もおられますがそれはそれ、僕はその方たちも尊敬していますヽ(*´∀`)ノ

僕にこう言います。
『本田! マジシャンマジシャン言うても根本は人間性だぞ! 仲間を大切に礼儀正しくな。』

そんな愛しのシオミ先生は、5月で60歳!

5月10日 還暦祝いもかねて、マジックショーでございます。
皆様どうか、マジックを見たことがない方もどうか、お時間ここに照準を合わせて是非お越しくださりますよう心からお願い申し上げます。


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そしてもうひとつ宣伝

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よろしくお願いいたします。