本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

漫画 5

連続日記 漫画 5


●天才と思った漫画家  藤子不二雄

二人とも天才だけど藤本弘 (F不二雄)さんのほうは超がつくと思います。


たいていの漫画家が

犬が餌を見つけ①食らいつき②むさぼって③食べ終わる④

というふうに、この描写だけで4コマ使う。

あの天才 原哲夫にしたって 殴ってから死ぬまでを数コマかけて説明描写にしてしまっている。

ところが 藤本弘さんは 1,5コマなのだ!

ドラえもんを読んでみると 痛快痛烈にその天才ぶりがわかる。

犬が出てきて餌を食べるには 犬の存在を知らせるためのコマ。
餌の存在のコマ。これだけで2コマ必要なはず!

ところが 前後の関係からジャイアンがそれを補ってのび太がそれをホローするコマが0、5コマ存在!

びっくりするのはそこじゃない。
読者は知らず知らずのうちにそれが当たり前だと感じ、たった1,5コマの間に犬は餌をたいらげて満足した!

と言う構図がきちんと出来上がっている。


あれなんですよ、あれ。

落語で 机をパン!と叩くアレ。

一瞬で遠くへ行けるでしょ。

『明日は北海道へ出張だってね~。気をつけて行くんだよ^^』

『へい ありがとうございます!行ってきます! 』 パン!

『北海道はやっぱり寒いね~』

というふうに あの音一つで一瞬のうちに次の日になってるし、北海道に来たことになってる。

あの パン! は天才だと思う。

それと一緒なんです。

不二子・F・不二雄さんは パン!を使う超天才なんです。

本日は 連続日記 漫画編の最終。
最も漫画に感じる魅力を伝えましたが、実は僕はドラえもんをあまり読みません。
というか 今日書いたことは 20年前に読んだ時に感じた衝撃を書きました。
ですのであれ以来ドラえもんを読んでないし、アニメも見ないですが、
僕の不二子不二雄さんに対する憧れはかわりません。