本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

TRICK

本文は僕の中では笑い話です^^


【前おき】

時代という奴は変化することをモットーにしているようだ。
華々しく変わり残酷なほどに思い出ごと変えていく。

10年前では考えられないようなことが流行ったり
信じられないような事件が起こる。

スポーツしてる時や直後に絶対水を飲むな! と言われてた時代が懐かしいです。

10年一昔とはよく言ったもので
つい最近の事!と思っていたら痛い目に会う。


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『おばちゃん何言うてまんねん^^』 とお客様に言うと、
大阪のおばちゃん大喜びでしょーむないギャグで切り返してきよる。

こういうのがいいのです。くだらない会話で成り立つコミュニケーション。
暖かさのあるプチ暴言は時折豊かな愛情を生むものです。


先輩手品師が ショッピングモールSでのショーの最中にお客さんにおばちゃんと言うた。
和やかにショーは進んだ。おばちゃんもニコニコしていた。僕は客席で見ていた。
そのおばちゃん大激怒で モールSに対して猛抗議!
先輩手品師はどうやらSを首になるようだ!

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時代の話しをしてからのこの話し。
時代のせいにしてるわけではない。いつの時代でもいろんなことが起こる。

でも 時代は 【過剰反応】【エセモラル】【自己保身】に傾いていることは間違いない。

"おばちゃん"の一言で職を奪われる時代。
首としか対処できないSの方針、コンプライアンスという日本語でもない意味曖昧のアホな言葉だけがイメージを通り越した化物を作り出す時代。その時代に逆らえば売上が下がるS。それを避けたいS。

自分の意見は大きなムーブメントをおこすと思い込んでる人が権威を持っていると信じたいがためにクレームをつける。
それも時代だろうと思う。
その人が悪いとか良いとか言ってるんじゃありません。
世間はまだそう言う人を規制できる時代じゃないということかもしれませんね。



僕は大阪出身なので アホなこと言わんといて^^ と冗談で言うことがある。
これは方言のようなものだと思う。
でも滋賀県の人には通用しないということを何十年も前に学んだ。
滋賀県で警察官をしているアマチュアマジシャンの前で "アホ"という言葉を使った。
翌日、その警察官マジシャンのブログに、僕のことがボロカスに書かれていた。

やれ不謹慎だ!やれモラルだ!やれ暴力だ!

僕は正直こう思った。

ほんまもんのアホだなと。。。。
感性が乏しいことがこれほど愚かなことかと思いました。
それなら直接言え!

ネットでしかもあとからグチグチグチグチ。。。。

おかまかおまえは!と思いました。

さまざまなことに対して反省もするし詫びもします。誠意を持ってお答えしたいとも思います。
でも正直な気持ちは変えられない。
モラルモラルと倫理観ばかり口にするマジシャンや外枠重視人間が目立つようになってきたのも時代かもしれません。




【何も言えなくなる。何もできなくなる。】

某ホテルでのクリスマスパーティーに呼ばれました。

ショーの最中、クイズに答えて子供たちにマジックグッズをプレゼントするという演出をしました。

『前に来ておじさんとマジック対決したいひとーーーー!^^』

と言って大きな声を出すと、5人くらいの子供がハ~イ!ハ~イ!と元気な返事。

僕は二人選びステージに上がってもらいました。
一人は上手に答えたのですが、もう一人は答えようとしないしふてくされています。
出したトランプをパーンと投げてしまうしまつ。
『なんででてきたんや君は~^^』とちゃかすと会場大笑い。
まあええまあええとなだめてその子にはプレゼントを渡しました。

ステージに上がってこれなかった子供たちにもプレゼントを渡してその後ショーは無事終了。。。。。???

帰ろうとした僕を呼び止めたのはふてくされていた子供の母親。


子供が恥をかかされた。どうしてくれるんだ!心が傷ついたどうしてくれるんだ!お前のは言葉の暴力だ!
と尋常ではない怒り方で僕をしかりつけます。
会の主催者が間に入り、こちらへ来てくださいと別室へ。

その母親に必死で謝る主催者。
どうさせてもらったら良いですか?という主催者に対し母親は、
『腹の虫がおさまらないので告訴する。』

僕は、わかりました。そのコクソというのをしてください。ほかの方に迷惑はかけられません。と言いました。
すると母親は告訴がどういうものかわかってるのか!!?と詰め寄ってきます。。。。。

もう本末転倒もいいとこです。

結末はどうなったかと言いますと、怒るだけ怒った母親は僕に対し、
『頭の悪い人相手してたらこっちまで悪くなる!もう二度とあんなことするな!わかったか!』と言って僕の返事も聞かず、今度は主催者と主催者の部下に永遠と説教。

結局、僕らは対応できないのです。
未知数だから。練習できないから。そういうことです。
あまりにも想像できないクレームに対処法など考えているわけもなくまた、経験で当て込み
乗り切ろうにも正論や誠意がまったく伝わらない。
対応対処が無理なときはやはりあるものなのです。

先にも言いましたように、起こってしまった失敗や起こしてしまった迷惑行為などに対してもちろん深く反省するし教訓にして過ちを犯さないように努力もします。

だけどそれでも、時代だな~と思いました。

特に我々のように 見ず知らずの今日初めてあった人の前でコミュニケーションをとることを生業にしている者にとっては超急激な時代変化への対応が求められる。
でも頭が堅くなった僕には相当困難であることは間違いない^^



【キャンセルされた仕事】

実は本日言いたかった主役はこっからなのでございます^^


12月に電話かかる
 
○○株式会社のAといいます。△△さんの紹介です。ショーをお願いしたいのですが新年会に来てくれませんか?
 
 引き受ける僕

 喜ぶ先方

△△さんは猪虎亭のお客さん。

あれから数日、年もあけました。 ○○株式会社の新年会まであと一週間。
本日AさんからTELがありキャンセルしたいとのこと。

もしよろしければキャンセルの理由など聞かせていただけませんか?という僕の問いにAさんは、

『非常に申し上げにくいのですが、だましましたよね!種あるんでしょ!TVに出ている人のようなのを望んでいたのです!』


僕??????
どういうことか詳しく聞いてみた。

超能力と思っていたらしい。。。。。。   △△さんも超能力だと説明していたらしい。

Aさんの知り合いに僕の手品を見たことがある人が他にもいて、その人が種があるマジックだと説明。
するとAさんはなんだか不機嫌になりキャンセルして欲しいと言ってきたのだそうです。

僕はこころよくキャンセルを受けましたが、

じ、時代だな~。。。。。。とつくづく思いました^^