本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

何を信じるかではない、誰を信じるかだ!

心構え 姿勢というかな、それに対する意思、情熱、向上心、、、、、

いわゆる、自分の職業に持ってる信念。信じているもの。



今日はちょっとややこしそうな出だしでしょ^^

《 プロは極端 二分の一 》がテーマのお話しです。。。。。
最後は、タイトルの言葉で締めくくります。

かっこええ話しだとは思うのですが、今日のは長編ですよ。読むの大変。
でも、僕のブログのこと好きな方は頑張って読んでね^^
ホリエモンさんと宮崎駿さんの言ったことの記事を読んで触発され、今日この日記を書いています。


黒か白か
プラスかマイナスか
あっちかこっちか

これ全部 二分の一。

選択しなければならないつらさ、悔しさ、あきらめ、葛藤、勇気、、、、
こんなんは日常でよく出会うことです。
皆さんも経験ありますよね。



ホリエモンさんが

『声優て、そもそもそんなにスキルがいるのか!』と発言して物議をかもしだしたらしい。
えらい叩かれようです。



八夏に言わしたらそんなもん!『何を言おうがあの人の勝手。』

ここが本日のメインで話したい核心の部分。

なぜ核心かと言うと、極端二分の一の事を言ったからです。

本当は心の中で、
なんでそんな事言うねん!アホちゃうか! 声優の厳しさ知らんねやコイツ!とか
たまたま無知で言ったことだろう。目くじらたてることじゃない。とかいろいろなことを思っています。
ですが、出した答えは 『あの人の勝手!』
いつ何時誰に聞かれようがぶれずに答える俺の答え。それが『あの人の勝手!』

世の中には白黒以外に灰色もあればピンクもある。
丁度中間くらいの頃合のええもんもある。

だけど上に立つ者はどっちかに偏ったことを言わなければならない、"ある人たちにとっては凄く特殊な場面"に圧倒的な数出会います。

政治家なんかは特にそうと違いますか?
民主党のあの人はええこと言うてるな~と思いながら反対の意見を声をあらげて叫んでる自民党の人もいるのと違いますか。

人を指導するとき、学校の教師なら、丁度ええ中間の事を教えてたらいいのです。

だけど僕ら専門職、芸人、特殊技能職はえてして、 相反するA か B どっちかを選択して自分のポリシーと称し信念を持って大きな声で
叫ばなければならない時があります。。それを"ある人たちにとっては凄く特殊な場面"と言っています。

ですのでそれに対しての反発もあるはず。

世の中に AとB その中間という三つしかないとすれば、Aを叫ぶ人は、Bの人と中間の人を敵にまわします。Bの人もしかり。ですが中間の人はABより絶対的に敵が少なくなります。だって中間だもん。
他の世界は知らんけど少なくとも手品の世界では、そんな中間発言野郎で達者な手品師は見たことがないです。
(かといって極端であれば必ず優れているというわけでもないが、、、、)

中間発言イコール主義無し人間。主義主張の無い者に良い芸は無い!こう考えての僕の発言です。本当にそう思っています。
でも心の中では中間もええな~と、なよなよしている時も多いです。口には出しません内緒だから^^

ホリエさんも一緒かどうかは知らんけどそういうことです。
あの方も多分専門職なので極端な発言になる。いわゆる専門職馬鹿なのです。他のことは無知無教養。
だからプロフェッショナルなのです。

そうするとホリエさんの場合結論、
無知な方が金や名声、他に応用の効くちょっとしたポテンシャルなんかを武器に専門職外のことに手を出し、知らずに専門職の方を怒らせる発言をしてしまった。ただそれだけ。
本当の専門職の人は、ホリエさんの発言に腹を立てたりしないです。だまって実力を見せつけるだけ。ネットやなんかでホリエモンさんにいちゃもんつけてる声優の方は、他の声優を気遣い勇気の一言を持って苦言を呈しているだけで、本当のプロは心の中では怒ってないか、もしくはホリエモンさんの無知をかわいそうに思ってる、はたまた逆にホリエさんのプロ意識に敬意を持ってる。このどれかです。

そのホリエさんの記事のあとに宮崎駿さんの発言が載っていました。
声優さんはかわいらしいつくったような声をだす。それがいや。とかこういったような内容の記事です。

ホリエさんと宮崎駿さんの発言をいっしょくたんにするところがさすがにネットユーザーありきの時代になってきましたね。

ネットでの声、、、ネットユーザーの反応、、、 ネット上、、、、、、、、
こんなんばっかりです。
だからどうしたんだと言いたいけど、そういう時代も認めなければいけません。

宮崎さんもたまたま本当にあのしらじらしい声が個人的に嫌いだからああいう発言をしただけで、
声優さんが悪いとは一言も言うてません。
ホリエさんの場合は若干悪意があるので、それと一緒のラインで記事にするのは宮崎さんに失礼です。
自分の映画に誰を声担当してもらおうが宮崎さんの勝手。

あの人たちは、自分の言ったことくらい自分で責任のとれる人なのです。

しらじらしい、いかにもっていうかわいい声を出す女性声優さんも、それはそれで圧倒的支持を受けて人気があるのだから、いちいち宮崎さんのようなお年寄りの言うことに敵対心をいだく必要はありません。

プロフェッショナルロードは何を信じるかではなく誰を信じるかです。

自分に師がいて、その声を教えてくれたなら自分の師を信じてその声で勝負すればいい。
どんだけ偉いからと言って宮崎さんの意見に迎合する必要はありません。


●僕が23歳のときのエピソード。

料理屋で働いていた僕は、優しい先輩30歳副主任の木村さんに

『パセリ粉は お客様の食べ残しについてるパセリを綺麗に洗って乾燥させて粉々にしろ。
手間隙を惜しむな!コストも安くつくし香りも良い。お客様は本物を望む。
他のことでも調理にそういうことはたくさん出てくる。調理師なら当然なのだぞ本田!』とこう教わった。


僕の直属の上司で木村さんと仲の悪い29歳の主任井出さんは僕に


『お下がりを使う時代じゃない。衛生にも悪いし、お客様に知れたら悪い噂がたつ。それにパセリ粉なんて安いものだ。
それを作ってる時間給のほうが高くつく。缶詰をつかうほうが効率的だし、色合いも均一だ。そうしろ!パセリ粉を仕入れて来い!』
とこう言われました。


どう考えても両方とも正しいです。
でもその時は厨房が木村派と井出派に分かれていて僕は喧嘩腰の井出さんの直属でした。
井出さんの言うとおりパセリの缶詰を使っていましたが、家にパセリを持ち帰って、生のパセリ粉を作る練習をしたものです。

それを見た料理屋のオーナーが朝礼の時に皆を集めてこう言いました。

『木村! 井出!仲良くせーと言うとるだろーが! お前ら二人の言うてることは厨房の新人にとってとても勉強になる。
だが言い争いはあかん。 木村!お前の言うことも素晴らしくええことや。だけど今は井出が主任や!井出のやり方に合わせて店の考えを一本化していく努力が大人やぞ。店の考えがぶれたらあかん。わかるな。
井出!お前も主任なのだからもっと人間的に大人になれ!下の者の気持ちを考えろ! そして本田! どちらの言うてることも身になるということはわかったな。 この世界、何を信じるかでなく、誰を信じるかが、己を導く道しるべになることが多いのだぞ。 中間と要領は知識として学べ、そして不器用でも誰かを信じろ!』

このようなことを言っていました。
もう25年前だからうろ覚えではありますが芯はよく覚えています。


『要領が良いということは、要領が悪い人が出会う苦難に出会わないということ。
だったら数年後、苦難をたくさん味わった要領の悪い人は凄まじく強い人間になっているはず。』

こんなことをどこかのお寺で聞いて以来僕は紙に書いて何度も、今も読み返します。


僕の文章自体があっちゃこっちゃにぶれてしまっていますが芯はかわりません。
以上の文は、タイトルを言いたいがための補足と感想です。


芸の道、プロの道は、
強い意志を持って別れ道を選択できるか!中途半端になっていないか!

そして

何を信じるかではなく誰を信じるかだ!