本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

感じろ手品師

猪虎亭 平成19年8月21日 OPEN

あれから6年もたったのですね。

だからこそ襟を正そう。きちっといこう。厳しくいこう。


猪虎亭6周年

19(月)・20(火)・21(水) 3日間 pm7:00~10:00迄
1時間1ドリンク付マジックショー!
1000円
※要予約 お電話お待ちしております。



6年だから何? ということでもないのだが、
感じる手品師 でなく 感じろ手品師と書いたにはわけがあります。

厳しくいこうと自分を律したのもそこ。

最近ある人の手品を見た。

『確かに結びましたよね。』とセリフを言った。

この時点で感じるタイプの手品師ではない。

手品は不思議で当然。それを我々は商売にしているのだからそこにファンタジーをのせてやる。
夢や想像を加味してあげるのです。

結んだように見せかけて実は結んでいない。
これが種なのだろうと思う。わかってはいてもなぜそうと断言しないかというと、他の人のしかも自らをプロと名乗る手品師のやっていることを馬鹿にはできないからだ。
結んだように思うのはお客様の想像力、イマジネーションなのだ!そこを徹底的に信じていく。
観客が結んだと思わないなら、どう説明、どう必死に、確かに結んだと主張しようが結んでないものは結んでない。たとえ結んだと思ってもらえても『結びました。』と言ったら、『実は結んでません。』と言ってるのと同じなのです。
このセリフひとつでこの手品師が "夢"のないタイプの手品師だということが確定した。

くれぐれも申し上げておきますが、それがだめとは言っていません。結んだものが簡単にほどけるのだから
不思議は不思議です。
その人がそれを主義主張でやっているならおおいに結構。
なんら私に迷惑をかけていない。

ただしかし、うちの弟子たちはそうであっては困るし、絶対許しません。

手品を見せるということは、ただ不思議な現象を見せつけるのではないのです。

スリル・不思議・ファンタジー・夢をお客様と契約するのです。

相手の想像力を信じるという対価を払って契約書にサインする。
そうすることによって不思議さは10倍になり思い出は100倍になるのです。
素敵な思い出ほど人を健康にするものはありません。

それでは、結んだかどうだかわからないお客様にはどうするか?

どうもしないです。

見て分からない方に対して、説明すればわかるだろうなどという感性はもはやショーでなく授業だ。

問題は観客側にあるのではなくたいていの問題は演者側が生みだしている。

観客と夢の契約を結ぶ技量と度量・人間的センスを持ち合わせないから、観客を信用できず
必死で説明する。あげくの果ては『わかりますか? わかるかな~><』などという自滅的な言葉まで出てくる。夢がないのなら自分の部屋にこもって、おとんとおかんにだけ手品を見せてれば良い。

わからん奴は何をどうあがこうがわからん。
私の文章にしてもわからない人には永遠にわからない、わかる必要のないくだらない文章なのです。
その手品師にもたぶん一生わからんことでしょう。

しつこく言う。それがあかんとは言ってません。
夢のない手品にお金なんて絶対払いたくないということです。


好きなジョークにこんなのがある。
短いのにパキッと的を射た気持ちよい作品。
アホ を 的確にあらわしている。

こういうのはわかる人だけわかればいいのだ。

《 オセロ 》

「ぼくの犬、オセロができるんだ。」
「オセロをするなんて、頭がいいんだね。」
「そうでもないよ。四回のうち三回はぼくが勝つもの。」



もうひとつアホを表現した大好きなジョークを紹介します。


《 優秀な人材 》

二人の社長、鈴木とビンセントが会談することとなった。

「ビンセントよ、お前の成功の秘訣を聞かせてもらいたいものだな。」

「ふっ」 ビンセントは言った。

「それは優秀な人材を集めることだ」

「もっともだ」と鈴木は深く頷いた。
「優秀な人材は優秀な人材の下に集まる。しかし、どうやって優秀かどうかを見分けるかが難しくはないか」

「簡単なことだ」とビンセントは笑顔で答えた。
「では、やってみせよう」
彼は、側近の洋子に電話した。
「やぁ洋子、ちょっとした質問に答えてくれ!」

「どんな質問でしょうか?」

「お前の父と母から生まれた子で、お前の兄弟でも姉妹でもない者は誰だ?」

「はっはっは」洋子は笑った。



「それは私です。」

ビンセントは誇らしげに言った。
「優秀な頭脳の持ち主が私の周りにはたくさんいる。」


う~ん、なるほどと思い鈴木は、自分のオフィスに戻ると、早速二人の超側近、ヒロユキとシンジを呼び出して例の質問をしてみた。
二人はしどろもどろとなり、緊急の用事を思い出したと言っていったん鈴木の前を辞した。
二人は頭のいい新入社員タカノリを見つけて例の質問をぶつけてみたのである。
即座にタカノリは「それは私です。」と答えた。
よし!と思い二人は鈴木のオフィスに戻り、自信たっぷりにこう言った。

「例のご質問ですが、それはタカノリですな。」

は~???
鈴木はひどく落胆した。こんな連中が側近では、これ以上の事業の拡大は絶望というものではないか。

「どうしようもないな、お前たちは」 鈴木はため息をつきながら言った。
「そんなことも分からないのか、まったく」

鈴木は二人の愚か者に答えを教えてやることにした。



「答えは、洋子だよ!」




一見、厳しい日記になりましたが、6歳だからこそあえて自分を追い込む。

本田八夏'S マジックバー猪虎亭の目指すもの、お客様に提供しようと
しているエンターテイメントはそういうことです!!!

6周年是非お越しくださいませ^^