本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

パシフィック・リム

今日は
パシフィック・リム 見てきました。

良かったか悪かったなんかどうでもよくなるレベル!

試合内容は酷すぎたけど、ホームランが飛び交う大迫力の阪神巨人戦みたいな。。。。


どないしたらこうなるんや!と思うほどの3D!
俺と同い年の監督さんが描いたロボットや怪獣!

もう楽しいことだらけ!

更には、芦田まなちゃんや菊地凛子が主役格で親しみもわく。


そういうことなんです!

ドラマ性やストーリーのことは一切話せへんけど、無視して下さって結構^^

『映像』その強さに感動!

親子で見に行って下さい。

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id344562/


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さて、というわけで本日は "迫力" のお話し。
私の持つ手品理論・演技ポリシーをちょろっと。。。。


ずいぶん前にも同じ事が起こって同じことを弟子に説明したのだけれど。


昨日のこと、

お客様の目の前のグラスが忽然と消える!というマジックをやっていたら、そのお客様(マジシャンと言っていた。)にグラスを隠すところを気付かれてしまいました。てへへ^^

お客様が帰られたあとに、弟子が聞いてきました。

『ああいうときはどうすればいいのですか?』

答えは、

どうもしない!

です。

気付かれたことや失敗をいじくりまわしてはいけません。自然に時を流すのです。

そして僕は以前と同じく弟子にこう言いました。

お客様やお客様の持ち物をいじったり、お客様に接触型で驚かせたり、よくある手法だね。
グラスを取ったのがばれてしまったのは俺の未熟さやけど、あれだけ多くの観客がいてたら、その現象の結末だけはっきりアピールすれば、他のお客様はびっくりしてるよ。
ばれた時にその気づいた特定のお客様を"特定扱い"してしまう態度をとったり、負けオーラをはっきり放出してしまうと他のお客様にまで気付かれてしまう。
必死になってごまかす技術はいらない。
しいて身につけるのならば
そのお客様が 『あっ!今持っていった!』 とか声に出して言わないようセーブさせるアイコンタクトを身につけるべきだ。

手品て不思議なもので、コップを取ったりすることを真剣での切り合いに例えよう。
迫力バリバリでがっばー!て切り掛かって来られたら、気付こうが気付くまいがもう切られてるよ。
次に剣がこうくるとか、あー来る、この剣さばき知ってるとか、必死でわかってますよアピールしてる人がおっても、そんなん間に合わんくらいの迫力で演じなさい。

好きな映画は結末知ってても何回見ても面白いし、好きな音楽は何回も聞く。そーゆーこと。
知ってても、気付いても楽しいモンは楽しい。

悲しい話しやけど、手品に関してはマジシャンが観客の場合、必死でこれ知ってる!わかってるアピールする方が多いのは事実!
だから逆に自分の知らないわからないマジック見ると貝になってしまわれる。
気付かないと恥だと思っているのだ。
そんなマジシャンばかりだと日本の手品熱はうそもんばかりになってしまう。

また、

『日本人はすぐ種見抜こう見抜こうとする!純粋に喜ばん!』

なんて事を言うマジシャンおるけど、そんなん全くあほな意見です。種を見抜こうとするのは全然悪いことではない!見抜かれた直後の行動に周りをしらけさせる要素があるのですよ。
見抜こうとするから純粋ではないなんて、マジシャン側の勝手な理屈です。
迫力あればカバーできる。

手品が日本で発展しないのは純粋に手品を楽しめない国民性とか言う人もおるけど、そんなんまったく関係ない!個人個人の感性の豊かさの問題です。楽しめる人は楽しめます。

手品を見せる技術と見て楽しむ技術もつけなさい。
良い演じ手は良い観客でもあるのです。逆に言えば、感性の乏しい、見方が屁理屈だらけの人で優れた演者はいないです。

結論、俺も二度とコップを取るのがばれないように必死で訓練する。


以上 日々精進 でした。