本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

スタートのタイミングを心得ているか!

《出始め!》

これは何年やっていても実は、わりと難しいものなのです。

舞台裏にいて音楽が鳴ってスタートの合図があってさあ飛び出てスタート!

といったような場合ならまだはっきりスタートラインが決まってるし、
タイミングや演目がほぼ決まっています。

ところがマジックにしてもミュージックにしても
おしゃべりや会話、バーなどのシチュエーションにおいては 接客 というものまで途中に入ってきます。

このようなお客様とのコミュニケーションや関わりをもってそこからどこかでマジックや歌が始まる。

もちろんその部分をそんなに重く見ない演者もいます。

適当に入る人、だらだらなんかしらんけど始まってる人、時間になったら決まってはじめる人、、、、

さまざまです。 かといってまたそれが味になっている人もおられるでしょう。

ですが僕の考える、僕の目指すスタート位置は、

相撲の はっけよいのこった! とおんなじなのです。

呼吸というかタイミングというか。。。

自分のリズムと言えば自分のリズムなのですが、
かみあってなかったら相手が まった! と言ってきてしまいますよ。
自分の頃合いと相手の頃合いの会う時を待ってたら日が暮れてしまいます。

6時! と決まっててブザーさえなれば始められるというものではないシチュエーションがバーやライブハウス。

実際、入る間の大変悪い演者をたくさん見てきました。

え~ とか そしたら とか いらない一方的な問いかけとか とんちんかんなトーク

さあそろそろいきましょか! で入る演目。

もうその時点で見たさ半減です。


ですので相手のタイミングを自分のタイミングにコントロールしてしまう技術!というか感性。

これが出来上がってたら、いつでもオールOK!

好き勝手にナイスなオープニングを飾れます。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



昨日は、京都宇治にある ライブ居酒屋 ワオヤ というところに初めて行ってきました。
たなかきょう という歌手を見るためです。

魂を歌詞とギターに乗せることの出来る数少ないシンガーの一人だと思います。

彼の曲はもう何十回も聴きました。
いわゆる ファン というやつです。
一緒に仕事もしました。一緒に涙をながしたこともあります。
熱い日々を共有しました。そして彼に 生きる大切さも教わりました。

彼がデヴューしたてのときに知り合ったのですが
生ライブを見るのは2年ぶり!


見事なタイミング。自分のタイミング。独特のタイミングで入っておられた。
お客様をコントロールし空間を自然に把握できるようになっていた。

客をおいてけぼりにしていたあの頃はどれだけ魂をこめても歌の上手な素人さんといった感じだったのに
二年ぶりに会う彼は別人だった。 プロになられたんだな~! 目頭が熱くなった!

6曲ほど聴かせていただいた。

スタートラインという重要な演劇の成功要素。
その神様に愛されたたなかきょうさんのライブ!その40分間が至福の時間でした。

随分前に猪虎亭で演奏してもらった映像がこれ。
是非ご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=aPIrnd3S2AQ

http://akatsuki-no-hi.info/


わおやにて2
わおやにて3
たなかきょう
__たなかきょうと


沖縄の楽器を持たせてもらってはしゃぐ俺
わおやで

リズムがとれないので固まる吉備  しかもいつものように写真で目をつむる><
きび