本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

メロンソーダ

昔、 桜井さんという ええかっこしいがいました。
( 中学校の時、弁当にぼたもちが入っていたことから皆から ボタモ と呼ばれています。)
ボタモっさんは僕の職場の先輩。わりと良い人なのですがめちゃくちゃええかっこしいです。

大阪森ノ宮にある源次郎 という 激安のしゃぶしゃぶ屋さんに行きました。
ボタモっさんは店のおやじに

「あるじ~ ええポン酢を出してるやないか!これは秘伝か?」

と言いました。

するとあるじは 「ええもう 頑張ってます!」

ボタモ 「そやろそやろ^^市販じゃ味わえんな!これだけのポン酢なかなかでけへんで~ まあお前らじゃ善し悪しなんかわからんやろけどな!はっはっは。」

と言って僕らを笑いました。

そして店を出て帰ろうとした時、ボタモっさんは 小便したいと言いだしました。
田中さんが、店に戻ってしてきたらいいじゃないですか!と優しく言ううと、

「一回 お会計済ませた店にもういっかい入れるか!カッコ悪いやろ!お前らそんなんもわからんのか! 裏で立ちションしてくるわ!本田お前もついてこい!」

と言われました。
僕はあまり小便したくなかったけど付き合いました。

源次郎の裏に回るとそこに

"業務用味付けポン酢" と書かれたポリバケツが20本くらい並んでいました。

ボタモっさんと並んでションベンしました。

ボタモっさんは僕に言いました。

「なー本田 あるじの顔立てて旨いって言うたったけど わしは最初から微妙になんかわかってたわ。それを殺してあるじを褒めたったわしの気遣いがお前らにはわからんかたやろ~^^どや!」

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


昭和60年代 僕は社会の厳しさをボタモ先輩から学んだ気がします。


ほんで~^^ なんで急にその話を思い出したかって言うと、、、、

今日の昼間に 吉備八丸としゃぶしゃぶを食べに行ったからです。
アホとしゃぶしゃぶを食べてたら急に思い出してニヤニヤ笑っていました^^


びっくり!

ドリンクバーを頼んでいましたが、吉備が

「しぇんせー 何入れてきましょ?!」 と尋ねてきたのです!

ほんまにびっくりしました! 今まであきらめず教えてきた甲斐がありました。

「気が利くやないか^^何があるかわからんし、今からご飯やからとりあえず普通のお茶みたいなんがあったら入れてこい!」

するとちゃんとお茶を入れてくる吉備!

それもマジでちょっと感動しました。 ちゃんとお茶を入れて来れるなんて奇跡に近いです。
以前なんてバイキングでコーヒーカップの場所がわからんから漬物入れにコーヒー入れようとした奴。

今のところ100点! でもこっからです。

「えらいえらい^^ ほんでドリンク 他にはなにがあった?」

「お茶に集中したからほかに何があったか見えませんでした!」

「は~?見えへん言うことあるかボケ! しかもお前のは?」

「しぇんせーのお茶に集中したから僕のは今から取りに行きます!」

「行ってこい!!!」

「ハイ!行きます!」 と言ってメロンソーダをとってくるアホ。

「アホンダラ!今からご飯やのに そんなもん飲んでどうすんのじゃ!お茶にしとけボケ!」

と言うと、なぜかわからない表情でほっぺたをふくらますアホ。

「行儀とかマナーとかなんかそんなんじゃ!日本人やったらご飯は茶なんじゃ!躾じゃアホ!ごちゃごちゃぬかさんと
さっさとお茶入れて来い。」

いやいやお茶を入れに行く吉備。
ちっちゃい声で  ドリンクバーやのに、、、、  とぬかしよった!

それでもお茶で喜んでしゃぶしゃぶを食べる。

俺のお茶も吉備のお茶もなくなった。すると二度目の奇跡!

「しぇんせー^^ 次は何を入れてきましょ!」

「おう^^またお茶でええよ 悪いな^^」

ドリンクバーへ走る吉備! 

戻ってきたら片手にお茶、片手にメロンソーダ!

「お前!どんだけメロン飲みたいんじゃカス! ご飯中はお茶や言うたやろーーーボケー!」

返って来た答えが

「え? まだ続いてるんですか???」

もう、は~~~?????やわ。

「わかったわかった 好きなだけ飲め^^」

すると吉備 ちっちゃい声で  「やった~^^」

不憫な弟子ですが 少しづつ成長しているようです^^


メロンソーダを止められてしょげる吉備。
メロンソーダ2


どうしても飲みたいアピールする吉備。

メロンソーダ