本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

勘違いマジシャン & 口先モラルマン

吉備八丸にヘリコプターカードを教えている栗田師
栗田師

今回は大変真面目に芸の道についてであります。

めったに真面目なことを書かないから書いてるうちにだんだん興奮して悪口っぽくなってしまったけど
決して悪口や人を憎んでのことではありません!

むしろ、写真のように、僕の弟子に親身になって手品を教えてくださるマジックバー I & I のマスター 栗田師のように熱血な方々がいつも猪虎亭に訪れてくださることを心から感謝しています!




■あるミュージシャンから相談を受けました。

ステージ中に奇抜な行動をとったら、お客様に注意されたらしいのです。

その行動というのを聞いてみたら、

う~ん そやね、確かにマナー悪いかもやね。。。 う~ん。という感じです。


我々のような現場芸人はお客様が目の前にいるのが大前提ですし、お客様と からんでなんぼのライブです。
いろいろなことが起こり、時には暴走しすぎて失敗することも多々ありました。
かっこいいだろう、うけるだろう、良かれと思いとった行動がアウト!

特に最近は マナー・倫理観・衛生・暴力

こういったものに大変敏感な反応を見せる社会的風潮です。
ここぞとばかりに対立しよう攻撃しよう文句付けようと言う方も増えてきました。

我慢してください!と言ってるのではないのです。
ダメなものは駄目!とはっきり言うことももちろん大切ですが、

『芸風』の中での演出に対しては寛容であってほしい場合が多いです。

我々のモチベーションは日常とかけ離れた夢の空間を演出することで保たれています。
ですので、あきらかに危険なことをされたり、皆の前で決定的に恥をかかされたりしたら怒ったらいいですが、
安全でしかもジョークとわかる範囲なら笑い飛ばして一緒になってふざけて楽しんだほうがいいと思います。

世の中にはいろんな人がいます。中には あげあしをとる天才もいます。

"ジョークとわかる範囲" なんて書くと 人によって理解が違う範囲も違う なんてすっとんきょうなこと言う人います。
みんなの周りにもいるのと違いますか^^ どんな些細なことでも落とし穴を見つけてくる口先天才はいるものなのです。
99%明るいからすべて明るいなんて言ううと 1%はどうなるんだ! と数学的な角度でものを言ってきます。
 
でもまあそういう人たちが先に述べた社会の風潮を作り出したのだけど決して悪いことじゃないし、
むしろ弱者を助ける結果になってるので良いことのようにも思います。
それにそういう人はあんまりライブに来ないです。

相談してきたミュージシャンの場合だと そういう人が来た例かもしれません。


そしてその行為ですが、

ライブパフォーマンス中にボーカルが 明日天気にな~れ! みたいに客席に靴を飛ばしたらしいのです。
以前にも何度も飛ばし、ファンの方がキャッチするとその靴を差し上げてたのだそう。
ま、いっけん へんなパフォーマンスですが個性ですので何をやろうがその人の勝手だし
ソフトな新品の靴を選び安全にも気を使ってるし許せる範囲だと思います。

たまたま靴が男性客のテーブルに落ちて、男性客は狂ったように怒り出したそうです。
マナーと衛生面について、店長に40分説教したとのことです。

そこで相談を受けた僕の答え。

『ちゃんと謝って もうそのパフォーマンスをしないこと。』

パフォーマンスの善し悪しをいったり、芸風を否定してるのではありません。
クレーマーが正しいとか間違ってるとか言ってるのでもありません。 いやむしろクレーマーは正しいかも。
現代の風潮に生き残るためにも、迎合するのではなく尊重が大切。男性客が傷ついてしまったのも事実。

事故が起こるかもしれないパフォーマンスをわざわざやり続ける必要もないし、もっともっと新しいことを考えればいいことです。ちょっとウケた経験があるからといってその芸に執着するのは素人のやること。

それに、 靴を飛ばすというパフォーマンスは熱狂的なファン以外は楽しめないと思います。


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ここで少し手品の世界の話をすると、

僕の主義とか主張であり勝手極まりないとは思いますが、ブログ内でもしょっちゅう語っています。

倫理観ばかり口にするマジシャンを僕は 『政治家マジシャン』と呼んでいます。

やれ言葉遣いが悪いだの、口からトランプがでたら衛生に悪いだの、、、、、、

いちいちそんなこと突っつかれてたらやりにくーてしゃーない!


すごく腕のたつマジシャン THE SEIJIKA N を知っています。
この人はいつもボソボソしゃべり、ズボンにシャツinのださださファッション。
親が何でも面倒を見てくれて育ったのがありありとわかる世間馬鹿。

だけど腕はいいです。

暴力がどうとかマナーがどうとかすぐ人のことをいう割には作法知らずの世間馬鹿。
ダサいから女の子に受けない。喋り方が暗いからマニアにしか認められない。


それが問題なのです。
世間知らずのヨチヨチのまま30歳をまわってしまうと周りに害を与えてしまいます。鈍感だから空気が読めません。
最悪なことに、自分が他人にどう思われてるかがその年になってもまだ気づきません。
周りと絡まなかったらいいことですが、なまじっか手品がうまいので人に見せたがります。


すると倫理観ハリケーンが巻き起こり、直撃した人は救助信号を出します!


そう!おとといまさに救助信号が僕のところに届いてしまいました~~^^

助けなければなりません!!!

信号の主は プロマジシャンM氏 

そして僕の出した答えがこれ!



『逃げろ~~~^^』


そうなんですよ。逃げなしゃーないんです。

Kさんは僕に 『なんとか言ったってください! 本田さんのことも言葉遣い悪いて言ってました。』

と言いますが、逃げてくれとしか言い様がありません。 いないとこでの悪口やネット書き込み、倫理論、あげあしはまさにむこうが一枚も二枚も上手!

それに、あの人に口で勝つことはできそうにありません。理論で勝てても暗さで負けてしまいます。
ダークサイドに落ちてしまう^^
それになんだか僕はなんやかんや言って別に奴が嫌いではないので(きしょいとは思っていますが。)
むこうが殴りかかってこんかぎりはこっちが悪口を言うてもつまんないです。


というようなことで今回は倫理観とクレームについてのお話しでございましたが、
結論も曖昧でとりとめのつかない内容になってしまいました。ごめんなさい!


それと最後に


ハゲのお客様にハゲと言ってしまい本当に申し訳ございませんでした!