本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

ほんまに侍やねんて!信じて!

長渕剛さんがコンサートで

『おまえら! 侍の魂はどこ行ったんだよ~! えっ!こら! 日本人としての誇りはどこいったんだよ~!!』

観客 『ウォォォーーーー イエ~イ!』

長渕 『その気持忘れんじゃねーぞ!おめーら! 次の曲行きます! STAY DREAM!』

と言ったとかいう伝説はちょくちょく聞きますが、
今からお話しするのは
先週、俺がほんまやねん!ほんまやねん!とどれだけ熱く吼えてもお客さんに

『ネタやん^^』

と一蹴されたお話し。

ほんまのほんまにあったことやねんから信じて欲しいわ!^^

●三年前の日記より

実話


木曜日の真夜中 店のあとかたづけをしてたら

コンコン と扉をノックする音が聞こえたので

どうぞー!! と言うと 
一人の青年が入ってきて 

『 しつれいいたしまする 』 と元気に言った。

『あのー 手品師募集と書いてあったので来たのでございますが 手品師にしていただけませぬか?』

、、、、、、、、、、、、、

なんか ところどころ言葉づかいが微妙におかしい。。。。
緊張してるのか ちょっとプルプル震えていた。



『わかりました^^ちょっと面接しましょう。履歴書はもってますか?』


『すみません>< 急な出来事で身分証明書しか持ち合わせておりませぬ。』

俺の心の中
『急???  ていうか言葉?  なまりかなー??かつぜつが悪いだけかなー?』


『あっ じゃーそれ見せてください^^』

免許証を見せてくれた。

名前が 五瓶 真十浪 ごへいしんじゅうろうさん
※個人情報保護のため しん と ろう の字を変えてありま。



『武士なのですか?』

彼 『えっ? そーではござらんっ!!』


『えっ!えっ!^^ ぶ、ぶしですよね?』


『ちがいます!!』

年を聞いたら 19 だった。
尊敬する人はいますか?と聞いたら(手品師で という意味で俺は聞いたつもり)

はい!!^^ 織田信長です!と元気に答えてはった。



『お父さんは何をしてはるの?』


『父は遠い昔に亡くなりました。』

なぜ手品師になりたいの?と聞くと
別世界のようで自分にむいていると思うからでございますと丁寧に答える彼。

この時点で俺は笑いをこらえられない上にタイムスリップした気分を存分に味わった。。。


とまー こんな会話を15分ほどしました。
まーよさそうな好青年だったので 明日から来て と言いました。

すると彼は 『採用でございますか^^』と言いたかったのだろうけど
緊張と喜びのあまりはっきり

『左様でござりまするか! 』 と言った。

帰る間際に  あのー本当はお武家様ですよね?と聞くと

『違うと言っていますでしょ。失礼いたします。 御免!』



彼は次の日来なかった。