本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

《 ふしぎ 》 の魅力と反応が不思議


面白かったら笑う
悲しかったら泣く

というように喜怒哀楽の反応や表現がほぼ確立されていることに比べ、
不思議なことを目の当たりにした時の人間の反応はどうなのだろうか?

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一定のシチュエーションの中で、皆が同じ方向性で思考を巡らせ皆同じ行動をとるとなぜかあることが生まれることが多い。
面白いことを見聞きしたとき笑います。会場の全員が笑います。怒ってる人は少ないと思います。
団体で皆が笑うことに一体感・連帯感が生まれ、そうするとそこにさらに

『感動』 が生まれます。

演劇のシーンで皆が泣くとなぜか感動します。
感動秘話を聞いたり、感動的な事柄に直接出会ったらもちろん感動するものですが、直接的でなくても連帯感や賛同、一体感が出来上がる構図は感動に繋がるようです。
このような経験をされた方も多いのではないでしょうか。

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面白い ⇒ 笑う
悲しい  ⇒ 泣く

というよに反応が何となく想像できたり型にはまったものなら全員同じ行動がとれるかもしれませんが、

《 フシギ 》 というものはいろんな意味で不思議です。

手品をしているとこんな方を見かけます。

1、腕組みをして難しい顔をしている人。
2、お前あっち見とけ、俺こっち見とくから。と言って集中を許さない人。
3、なんとか元とったるでー!見抜いたるでー!と勝負根性満々の人。
4、何やっても喜ぶ人。
5、よく笑ってくれる人。
6、なんで~なんで~??? とやたら反応の良い人。
7、はなっから怒ってる人。

とかまあさまざまです。手品やってたら一度は見たことあるでしょ^^

このように、 不思議 というものに対する反応は本当に様々で、規制されることなく自由に楽しめ、素晴らしい魅力を秘めた事象のひとつであると思います。
これって凄いことですよね。

だから難しい!
お笑いも難しいし、怪談も難しい、泣きものも難しい。

だけど不思議はもっと難しい!!
バラバラな反応、自由な感じ方。
そこに連帯感や一体感はなく感動は遠ざかります。

だからいい。 この難しさが素晴らしい。 不思議をかもしだす演芸が崇高であることの証かもしれません。
難しく素晴らしい芸に身をおいているのだという誇り。それだからこそ志を高く持って手品に取り組めますし演じることができます。

難しいがそれでも、感動を生むマジシャンはたくさんおられます。
見るたびに、すごい方だな~と思う人が身近にもいます。
その方のステージをよく見るとなぜか皆 "拍手" "歓声" という統一された反応で一体感を醸し出しています。

そのマジシャンのコントロールが一流なのです。
手品に限った事ではないですが、
《 バラバラなものを一つにまとめる力 》
これを習得された方の演芸は誠に魅力的なことが多いようです。

ということは決して、手品という芸の奥行には、

なんで~? とか
もう一回やって とか
すご~い すご~い とかの プチ賞賛で満足するレベルのものでなく、
深い深い感動を生み出すことのできるコンテンツであると信じています。

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本日 フェイスブックでこんな動画が出ていました。
サモアの学校の校歌かなにからしいです。
手品とは全く関係ない動画のように思えますが、そこはそれ、人それぞれ考え方も感性も違います。
僕はこれを見たとき、不思議なものを感じました。手品にあるフィーリングとなんだか似たような不思議な感動。
一体感・連帯感、、、、良いか悪いかを言うてるのではなく個人的になんだか不思議に面白く、不思議にアットホームで
元気があって、 『こういう表現がしてみたいな^^』 と思わせる動画でした。



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ありがとうございました!