本田八夏

MagicBar 猪虎亭 マスターのブログ

弟子をアホだと言えなくなる日

●考えたらなんとかなる!
●とにかく行動してみたらなんとかなる!


大方 この二つのメカニズムで俺の脳みそは成り立っているようだ。

初めての事柄に出会った時、

『うわー^^ こんな事にチャレンジできるのか! また新しい経験を積めるのか^^』 
と思うので、
初めての事や、やったことのない事を体験できることが楽しみ・楽しくて仕方ない。ワクワクする。

人はいろいろな引き出しを持ち、個性を引っ張り出したりしまったり、バランスが大切だと思いますが、実際に芸事で生きている俺は偏りが激しいようです。


吉備八丸 ハッチ はそうではないようだ。

誰にでもあるのでしょうが、彼らは 《損得》 の引き出しと、《放棄》 の引き出しがかなりの割合を占め、損得思考が第一優先順位で出てくる。
毎日一緒に過ごすとそれが顕著であることがはっきりわかる。

彼らにとって 《損得》 とはお金の事ではなく、恥 。
恥をかきたくない一心でそれを極端に恐れ未経験のことに対し、
絶対失敗する ⇒ 失敗したら笑われる ⇒ 恥ずかしい ⇒ いたたまれない。
このメカニズムが発生し、だったら初めから何もしなければいい参加しないでおこう 家でじっとしてよう。
という思考回路になるらしい。

かなり歪だ。

そうなった時の向こう側には何が見えるのだ? と問うと、
二人共違うことを言うのだが、共通している点は "空間” があるのだそうだ。
狭かったり広かったり、温かったり寒かったりの違いはあるみたいだけど基本的に共通しているのは、何もない  の空間があるのだそうです。

こうなってしまうので新しい手品もなかなか教えにくい。

引きこもりの二人を教え出して 吉備 二年半 ハッチ 八ヶ月

彼ら24歳 俺50歳

ここまでは、彼らの引き出しを増やしてやり、プラス思考に導いてやる作業を絶対優先と考え実践してきましたが、
少し変えてみようと思います。

"俺側が変わる"

要するに、俺はたまたまプラス側に歪だったから仕事で役立っていますが、彼らから見たらおかしな人なのだ。

マイナスの引き出しを無くしてしまえ! と言わないでその個性を活かしてやり、そういった方向の手品も教えてやる といったやり方
もありなんじゃなかなと考え出したのです。

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最近物忘れがひどいです。

話の本筋から枝分かれすると、途端に何の本筋を話していたかわからなくなります。

こんな本を読んでいます。
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物忘れは、覚えよう覚えようという気持ちが更にプレッシャーになり、
以前は覚えれたのにとか、なんでこんな短時間に忘れるのだ! とかもすごく脳にストレスを与え、余計に物忘れする。と書いてあります。


ご存知の方はご存知、私の手品は記憶力を頼りに大半行っています。
驚異的な記憶力を自慢していた頃もありました。

だけど今はもうあかん。。。。

絶望的とかそんなんじゃありませんが、かなりゆったりです。

『今の何やったっけ?』 と最近ちょくちょく弟子に聞きます。
『さっきのお客様 名前何やったっけ?』 と弟子を頼りにします。

あ~もう 弟子に アホ て言われへんようになってもうたな~と感じます。

だからこそのポジティブシンキング。 そうなってしまったことを受け入れて自分が変わっていかなあかん!


スティーブジョブスのこの言葉が好きだ。
『過去ばかり振り向いていたのではダメだ。
自分がこれまで何をして、
これまでに誰だったのかを受け止めた上で、それを捨てればいい。』

エジソンの

『 私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。』

も好き。

ゲーテの

『名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。
財産を失ってもまたつくればよい。
しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。』

はめちゃくちゃ好き。


大きく変わらなあかん!

そう決意するのに最もきっかけとなった好きな言葉。

『我々が皆自分の不幸を持ち寄って並べ、

それを平等に分けようとしたら、

ほとんどの人が今自分が受けている

不幸の方がいいと言って

立ち去るであろう。』

 
ソクラテス